思い出いっぱいのアキーバの子犬は2017年から2020年の8月までの3年間、実際には2年9か月間しか誕生していません。ここ2年間ほどは子供を授かることはありませんでした。

ご縁があって初めて中東のイスラエルから輸入したレオンベルガーは今までにない骨量と濃い色素を持った早熟な印象の男の子でした。1歳過ぎで初めて関空の動物検疫所で見た時にはすでに体つきが完成しているように見えました。

2020年6月に熱中症で緊急処置をしたあとから精子が極端に少なくなり、いろいろな手を尽くしてきました。最後には毎月東京の大学病院へ連れて行き、長旅を共にするうちにより一層アキーバとの絆が深まりました。

そして、手を尽くした最後の日に「ご苦労さん」と小さく呟いて、別れの挨拶をしましたが。

それからしばらくたって新しい飼い主さんとお引き渡しの約束をし、本当のお別れの日が近づいて、いよいよアキーバが車に乗り込む瞬間にこみ上げるものがありました。

・・・アキーバとの出会いと別れにただただ感謝です。よい相棒でした。